工法概要
橋梁や高圧電線の下など上部に障害のある現場、あるいは現在完成している建築物の更にその下を開発する必要性のある現場など、厳しい制約条件下で活躍するのがこのシステムです。例えば老朽化した鉄道橋や道路橋などの改築にあたって、既存の交通に全く支障を来さず、日常生活を続けながら新設、甦生、補強することができます。今までのように古い橋を壊して新設することは、現在の都市機能においては交通や防災の問題、また経済波及効果などから見てまず不可能です。本工法は上部障害に対してこれをクリアするために機械寸法を徹底的に圧縮し、関連機械とシステム化を図った工法であり、その目的に対する効果は計りしれません。
比較図
(製造元)株式会社技研製作所